【使用上の注意】1-3

してはいけないこと
1.次の人は服用しないでください
 (1)本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (2)次の症状のある人。
  前立腺肥大による排尿困難
 (3)次の診断を受けた人。
  高血圧、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
 他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)、塩酸フェニルプロパノールアミンを含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬)
3.服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)
4.長期連用しないでください

相談すること
1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください
 (1)医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人。
 (3)高齢者。
 (4)本人または家族がアレルギー体質の人。
 (5)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (6)次の症状のある人。
  高熱、排尿困難
 (7)次の診断を受けた人。
  緑内障
 (8)モノアミン酸化酵素阻害剤(塩酸セレギリン等)で治療を受けている人。

2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師または薬剤師に相談してください
 (1)服用後、次の症状があらわれた場合

[関係部位:症状]
皮ふ:発疹・発赤、かゆみ
消化器:悪心・嘔吐、食欲不振
精神神経系:めまい、不眠、神経過敏、頭痛
その他:排尿困難、顔のほてり、異常なまぶしさ

 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
・ショック(アナフィラキシー):服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
・偽アルドステロン症:尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。


 (2)5〜6日間服用しても症状がよくならない場合

3.次の症状があらわれることがありますので、このような症状の継続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください
 口のかわき、便秘


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